新型コロナウイルス感染者発生後の経過と顛末報告（終息のお知らせ）

2021-7-30

　去る7月11日に埼玉森林病院に勤務する職員1名の新型コロナウイルスに感染していることが

判明したお知らせをしましたが、東松山保健所並びに当該職員在住の管轄保健所のご指導の下

その後の当該職員は順調に回復し、濃厚接触者の職員3名と当該職員の勤務する病棟の患者56名に

ついても新規陽性者は出ませんでした。それを受けて東松山保健所へご報告し、一方

当院の院内感染対策委員会に経過報告しました上で、ここに終息の宣言をいたします。

　このたびは大変ご心配をお掛けしましたことを深くお詫び申し上げます。

　今後も院内感染対策と医療安全を軸に地域の方に安心してご利用いただける医療機関として

職員一同邁進して参る所存です。皆様の深いご理解と温かいご支援を賜ります様、心からお願い

申し上げます。

【感染者について】

　埼玉森林病院の入院病棟に勤務する看護師1名

【経緯・経過・結果】

　7月10日（土）当該職員の子が新型コロナウイルスに感染していることが判明。

　7月11日（日）子の濃厚接触者としてＰＣＲ検査を受けたところ当該職員も陽性

　　　　　　　  であることが判明。管轄保健所の指示によって自宅待機となる。

　7月11日（日）当該職員から勤務先の当院へ報告があり、当院は、東松山保健所に

　　　　　　　  報告し指導を仰いだところ、以下のとおりとなった。

　　　　　　　  当該職員と接点のあった同じ病棟勤務の3名の職員を濃厚接触者と特定し、

 　　　　　　　 自宅待機とした上でＰＣＲ検査を行うことになった。

 　　　　　　　 また当該職員の勤務する入院病棟の患者56名を濃厚接触者には当たらないが

　　　　　　　  念のためにＰＣＲ検査を行うことになった。

　7月11日（日）感染があったと考えられる7月10日を起算日として当該職員の勤務する病棟は

　　　　　　　  新たな入院･退院･他病棟との移動については、14日後の7月24日まで禁止とした。

　7月15日（木）濃厚接触者の職員3名と入院中の患者56名の併せて59名のＰＣＲ検査を実施した。

　7月17日（土）ＰＣＲ検査の結果、検査を受けた全ての方が、新型コロナウイルス

　　　　　　　   陰性であったことが判明した。(7月24日まで観察期間となる。)

　7月22日（木）当該職員について管轄保健所から就労復帰許可が下される。

　7月24日（土）観察期間が経過し、新規陽性者は出なかった。

　7月26日（月）東松山保健所に経過報告。

　7月30日（金）当院院内感染対策委員会へ報告し、終息宣言を出す。

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　医療法人昭友会　埼玉森林病院

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　院長　磯野　浩