なめがわ地域 福祉支援センター

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施設のご案内 おとなの学校

おとなの学校とは


「学校」を模した授業形式で学ぶことにより、高齢者の方々の意欲を高め、心身の活性化をはかる新しい高齢者のケアです。毎月更新される教科書を中心に、国語、算数、理科、社会、音楽、家庭科、保健、体育の教科から選択し授業を行います。
教科書で問題を解く・覚えることよりも、昔を思い出して活発に発言していただくことを大切にしています。講師も参加者の方々から貴重なお話や体験を伺い、一緒に学ぶという気持ちで教壇に立っています。


おとなの学校の目的・効果


高齢者の生活意欲や自立意識を高めることを目的とします。昔のことを思い出していただく回想法を活用することで、考える、喋る、動くことなどで脳を活性化させます。導入事業所は全国で約500施設ありますが、「笑顔が増えた」、「問題行動が減った」、「活き活きと主体的に生活するようになった」、「介護度が下がった」という報告が相次いでいます。認知機能アップにも繋がる「おとなの学校」で一緒に学びませんか。
また、既に認知症を発症してしまった方々への効果だけではなく、社会的つながりを持ち続けることなどによって、認知症の発症リスクを軽減する効果も期待できます。子どものころには当たり前だった、登校する、声を出す(音読、合唱、会話)という何気ない行動の一つひとつが、脳や身体に適度な刺激を与えるのです。たとえば「登校する」という行為一つをとっても、他人を意識して身だしなみを整えたり、時間管理をしたり、手足を動かしたりといった、心身を刺激する様々な要素を含んでいます。こうしたことが心身機能の低下を防ぎ、認知症を発症しにくくすることにもつながると推測されています。