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スタッフブログ

ガソリンの暫定税率

2025-12-19

最近よく耳にする暫定税率ですが、ガソリンに税金が掛かっていると分かっていても実際は何のことはよくわからない方も多いと思います。

そもそも暫定税率とは1974年に道路整備を進めるための財源として導入されたのが始まりです。1リットル当たり25.1円掛かる税金です。約50年前から開始されていたと思うと驚きですね。このガソリンの暫定税率は2025年(令和7年)12月31日、軽油の暫定税率は2026年(令和8年)4月1日に廃止される方向となっております。

ここ最近ガソリンの単価が安くなったと感じていると思いますが、これは段階的に下げられる仕組みとなっています。理由はガソリン価格が一気に大きく下がると買い控えが起こったり、その反動で急に需要が増えたりするなどして、流通の現場に混乱を招いてしまうことがあります。給油待ちの渋滞や行列がおこってしまったり、ガソリンスタンドが一時的な在庫切れになったりすれば、ガソリンを必要とする人がかえって不便なことになりかねません。記憶にも新しい東日本大震災でガソリンスタンドに大行列が起きていた事を思い出します。こういった流通の混乱を抑制するため、ガソリン・軽油に対する補助金を段階的に増やしていくことで、価格が少しずつ下がるようにしていく仕組みとなっています。

成程と思った貴方、是非誰かにドヤ顔で説明してみてください。