当院について スタッフブログ
プログラム カフェ
2025-9-16
こんにちは、デイケアです。
デイケアでは、毎週木曜日にカフェのプログラムを行っています。
カフェは利用者様が主体になってメニューを決め、メニュー表や注文表の準備、当日のカフェ運営を行い、利用者様同士が、声をかけ合い協力しながら、楽しく活動をしております。
今月からは従来のスタイルに加え、一部セルフサービス方式を取り入れました。多くの利用者様にカフェスタッフとお客様の双方を経験していただき、交流を深めていきたいと思っております。
デイケア直通電話:0493-57-2228
デイケアのご案内 | 森林公園メンタルクリニック (kokoro.or.jp)
心理コラム:グルーヴとカウンセリング
2025-9-12
先日、あるアーティストのライブに行きました。ライブ終盤、そのアーティストの歌声に合わせて、会場から自然と手拍子が湧き上がり、誰の合図があったわけでもないのに、観客とアーティストがぴたりと呼吸を合わせる瞬間が訪れました。会場全体に一体感が生まれ、こころが震える感動的な体験でした。音楽の世界で「グルーヴ感」という言葉があります。これは演奏者同士や聴き手の呼吸が合い、自然なノリや一体感が生まれることを指します。グルーヴが生まれると、音楽は生き生きと動き出し、聴く人のこころに深く響きます。カウンセリングをしていると、この「グルーヴ」に似た感覚があるなと感じます。カウンセラーは、ただ話を聞くだけではなく、目の前の相談者の方が語る言葉の奥にある感情や体験にこころを傾けます。英語には “put oneself into someone’s shoes(他者の靴に自分の足を入れてみる)” という表現がありますが、まさにそのように、私たちは聴きながら相談者様の世界にわが身を置き、その人の体験や感覚に自分を重ねてみるのです。そうして、相談者とカウンセラーの間に少しずつ信頼と安心が育っていくと、自然なリズムや間合いが生まれ、対話が深まりはじめます。そこには、無理なくこころが動く瞬間=心理的なグルーヴが育っているのかもしれません。音楽のグルーヴが一人では生まれないように、こころのグルーヴもまた、関わりの中で育まれます。そんな場を一緒に作っていけるよう、私たちは日々、耳とこころを澄ませています。
広報誌準備中
2025-9-10
10月は広報誌発行月です。各部署から記事を集め、絶賛校正中です。ホームページにアップされましたらまたお知らせいたします。お楽しみに。




